【GTNお悩み相談室 #5】「言い方が強い」と感じたとき、どうする? 多文化チーム61人に聞いた、意見の違いとの向き合い方

2026年08月21日

【GTNお悩み相談室 #5】「言い方が強い」と感じたとき、どうする? 多文化チーム61人に聞いた、意見の違いとの向き合い方

「GTNお悩み相談室」第五弾!多様な国籍・文化的背景を持つメンバーが働くGTNでも、「はっきりした意見」や「自分とは違う伝え方」に、戸惑うことがあります。では、そんな違いに日々どう向き合い、より良い仕事につなげているのでしょうか。今回はGTN社員へのアンケートをもとに、多文化チームで働く中で見えてきたヒントを探ります!(EP226)

その「はっきりした意見」、戸惑い? それとも新しい視点?

多国籍チームで働くGTNから発信する「GTNお悩み相談室」。

第5回のテーマは、会議や日々のやり取りの中で出会う「はっきりとした意見」や「自分とは違う伝え方」との向き合い方です。伝え方は、国籍や文化だけでなく、一人ひとりの性格や経験、立場などによってもさまざまです。多様な意見は大切だと感じつつも、実際の場ではどう受け止め、どう生かせばいいのか。迷った経験がある方も多いのではないでしょうか?

社内アンケートで探る、「はっきりした意見」との向き合い方

そこで今回は、GTN社員61名を対象にアンケートを実施。一般層とマネージャー層、それぞれがどんな場面で戸惑いを感じ、どう向き合っているのかを聞きました。
▶︎約8割が経験あり。「伝え方の違い」に戸惑うのは、どんなとき?

では、具体的にどんな場面で戸惑いを感じているのでしょうか。

一般層では「意見が対立している場面」が最多。マネージャー層では「会議や打ち合わせ」「意思決定の場面」が多く挙げられ、立場によって戸惑いを感じる場面にも違いが見られました。

この違いからは、同じ「伝え方への戸惑い」でも、立場によって向き合っているものが少し異なることがうかがえます。

一般層では「相手の意見と自分の意見が違うときに、どう受け止めるか」。一方、マネージャー層では「異なる意見が出るなかで、どうチームとして話し合い、結論につなげていくか」。そんなそれぞれの難しさがあるのかもしれません。
▶︎「戸惑い」が、「新しい視点」になることも
「はっきりした意見」は、戸惑いや違和感の材料にもなれば、新しい視点として受け止められることもある。同じ出来事でも、感じ方は一つではないようです。

多様な意見を歓迎するって、実際どうする?

では、実際にGTNのメンバーは、自分とは違う伝え方や意見にどう向き合っているのでしょうか。自由記述に寄せられたリアルな声も交えながら、多様な意見を仕事に生かすためのヒントを3つに整理してみました。
────💡向き合い方のヒント① 「伝え方」と「伝えたいこと」を、いったん分けて考える

【受け手として】

「直接的な表現に対しては、文化や言語の違いを考慮し、寛容に受け止める姿勢も必要だと思います」

国籍を問わず、意図せず相手を傷つけたり、高圧的になったりしないよう、言葉選びに配慮することも大切だと感じています」

「必要に応じて、思いやりのある『フォローの言葉』を添えることも大切です」

率直な意見は大事だと思います。特に業務では、あいまいなままでは進められない場面もあります」

✔︎ 「強い」と感じたときこそ、伝えたいことにも目を向ける

【場を整える人として】

「伝え方に引きずられず、なぜその発言になったのか、意見の本質を把握するようにしています」

「相手の意見には理解を示しながらも、伝え方については1on1などで個別にフィードバックするようにしています」

✔︎ 意見を生かしながら、伝え方にも働きかける

────💡向き合い方のヒント② 「なぜそう思う?」まで、伝え合う

【受け手として】

「相手の意見を聞くだけで終わらせず、自分の意見も伝える

「意見だけでなく、なぜそう考えたのか、意図や背景も聞いてみる

「その場では伝えにくいときは、後から個別に話す

✔︎ 自分の考えも伝え、相手の「なぜ?」にも耳を傾ける

【場を整える人として】

「単に意見を聞くだけではなく、『なぜその考えになったのか』という相手の気持ちや背景を理解することも大切にしています」

「国籍や経験、価値観が異なると考え方も変わるため、否定から入らず、一度受け止めたうえで、目的や本質を共有するよう心がけています」

率先して自分自身の意見を伝え、その意図や背景も明確にするよう心がけています」

✔︎ 結論だけでなく、「なぜそう思う?」まで引き出し合う

────💡向き合い方のヒント③ 意見の違いを、次のアクションに生かす

【受け手として】

「全員が安心して発言できる雰囲気があるといい

「異なる意見が整理され、チームとしての方向性がまとまっている状態がいい」

意見が違っても、それによって関係性が壊れないことが大切」

✔︎ 違う意見を、安心して出せる関係をつくる

【場を整える人として】

「話しやすい雰囲気をつくるために、必ず手を止めて相手の方を向いて話を聞きます

「意見に対しては肯定から入り、自分から話を展開せず、まずは傾聴します」

不明点はあいまいに回答せず、確認したうえで必ず回答し、解決してから合意形成に入ります」

意見がぶつかったときには、対話の内容や方針を調整します」

自分の理解が正しいかを確認したうえで、自分からも提案します」

「認識がずれていて意見を返されることもありますが、必要以上に落ち込まず、『理解が深まった』と捉えて次に生かすようにしています」

✔︎ 違う意見を「出せる」だけで終わらせず、次につなげる

最後に ― 「はっきりした意見」を、チームの力に変えるために

多様なメンバーが日々一緒に働くGTNでも、違いはいつも簡単に「強み」になるわけではありません。こんな声も寄せられています。

「さまざまな国の方と一緒に働くなかでは、考え方や文化、価値観の違いがあり、入社した頃は戸惑うこともありました。でも、長い時間を一緒に過ごすなかで、お互いを理解し、分かち合うことの大切さを日々感じています」

違いに戸惑うことがあっても、一緒に働くなかで少しずつ理解を重ねていく。その積み重ねもまた、多文化チームの日常なのかもしれません。

では、みなさんの職場ではどうでしょうか。

「言い方が強い」と感じたことで、拾われていない意見はないでしょうか。反対に、「文化が違うから」と、伝え方について話し合うことを避けてはいないでしょうか。

多様な意見を歓迎することに、ひとつの正解があるわけではありません。まずは、自分たちの職場で交わされている言葉や、もしかしたら拾えていない声に目を向けるところから始めてみませんか。
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5回目の「GTNお悩み相談室」はいかがでしたか?

これからも皆さんのお悩みに寄り添いながら、解決の糸口を一緒に探していきたいと思います。「こんなことを取り上げてほしい」という声があれば、ぜひコメントで教えてください✨

これからも「GTNお悩み相談室」をどうぞよろしくお願いします☺

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