「元気に帰国できるように支えたい」──コロナ禍を経て再始動した留学生支援。GTN Assistantsと共につくる安心のネットワーク|関西学院大学様

2026年03月24日

「元気に帰国できるように支えたい」──コロナ禍を経て再始動した留学生支援。GTN Assistantsと共につくる安心のネットワーク|関西学院大学様

兵庫県西宮市にメインキャンパスを構え、スクールモットー“Mastery for Service”の理念のもと、派遣・受入・国際共修を統合した独自の国際教育を通じて、世界に貢献する人材を育成している関西学院大学(KGU)。40年ほど前から交換留学制度を導入しており、2025年度秋学期は約250名の交換留学生が同校で日本語や日本文化を学んでいます。半年から1年というその短い留学期間を充実させるため、彼らを生活面でサポートしているのが交換留学コーディネーターです。自身も交換留学経験があるコーディネーターのダンテ・アミナさんに、GTN Assistantsを導入したきっかけや導入後に起きた変化などを話していただきました。(EP206)

コロナ禍以降の変化に対応すべく、GTN Assistantsを導入

留学コーディネーターのダンテ・アミナさん。

──ダンテさんは普段、交換留学生の方々とどのように接していますか?

交換留学コーディネーターとして、交換留学生たちのさまざまな相談に乗っています。医療に関する困りごとや行政手続きに関する疑問をはじめ相談内容は多岐にわたっていて、留学期間を安全かつ充実して過ごしてもらうためにさまざまなサポートを行っています。もちろん、業務範囲や対応できる時間などはある程度決まっていますが、あまり杓子定規に考えず、臨機応変な対応を心掛けています。

ちなみに、現在は250名ほどの交換留学生が在籍し、そのうちの半数が日本語専攻で日本語の学習が必須となっています。残りの半数は、現代日本専攻という日本文化を学ぶカリキュラムを受けていて、授業は日本語ではなく英語で行われます。本学の交換留学生は、日本語もしくは英語を話すため、私たちも基本的には日本語と英語で対応しています。

多くの留学生や学生が行き交う、関西学院大学 西宮上ケ原キャンパスのG号館。国際教育・協力センター(CIEC)が入る建物として、日々、学生の相談や交流の起点となっています。

──貴学では交換留学生向けにGTN Assistantsを導入いただいていますが、そのきっかけは何だったのですか?

コロナ禍で交換留学プログラムが一度ストップし、2年半ほど経って受け入れを再開した頃には、それまで蓄積していた留学生支援の細かなノウハウや、学外の関係機関との連携体制を一から立て直さなければならない状況になっていました。前任の職員も異動・退職していて、手探りで再開準備を進める中で、「外部の専門的な力も借りながら支援の土台を整えたい」と考えたのが大きなきっかけです。

そんなとき、たまたま学内の生協でGTN Assistantsのパンフレットを目にしました。多言語対応の生活支援サービスがあるという点に特に目を引かれましたし、スマホで使えてチャット形式でも対応できるなど、こちらが望んでいた機能が揃っていたので、導入を決めました。それが2023年の春頃でした。

──GTN Assistantsを導入する前はどのように対応していたのですか?

国際教育・協力センターにやってきた学生の相談に乗ったり、一緒に調べものをしたりと、1対1の対面でのやり取りがメインでした。お互いに顔を見てじっくり話せるという良さはありますが、トラブルが起こった場合は対応に追われて他の学生の相談を受けられなくなることもありました。夜間の急な発熱やトラブルなど、大学の窓口が閉まっている時間の不安をどう解消するか。GTN Assistantsを導入した背景には、そういった不測の事態に備えるという側面もありました。

ちなみに、GTN Assistantsはコロナ禍以降の学生の行動パターンとも相性が良いと感じています。以前はセンター前に設置してある掲示板に伝達事項を掲載していたので、交換留学生は必然的にセンターに来るようになっていたのですが、コロナ禍以降はWeb掲示板に変えてPCやスマホでも閲覧できるようになりました。ですから、Web掲示板を見る感覚でGTN Assistantsを使ってもらえるのではないかと考えています。

G号館2階にある、フジタ・グローバルラウンジ。留学生と国内学生が集う、国際交流拠点になっています。

医療も生活も、多言語で24時間つながる安心

──GTN Assistantsの導入の一番の決め手になったのは、どういう部分でしたか?

医療通訳だけでなく生活支援サービスもあるという安心感が一番の決め手でした。医療通訳を単独で提供しているサービスは他にもありますが、生活支援サービスも一緒に受けられるのは、私の知る限りGTN Assistantsだけではないでしょうか。しかも多言語で24時間対応というのも素晴らしいと思いました。学生だけでなく私たち職員にとっても大きな安心材料になりますよね。ちなみに、交換留学生は半年から1年と滞在期間が短いので、最短の契約期間が2カ月間で、その後は毎月更新というシステムも私たちのニーズと合致していました。

最近の学生はスマホを駆使していろんな情報を入手しますので、専門の生活支援サービスが必要かどうか疑問に思う人も多いと思いますが、ネット上には誤った情報も多く出回っていますから、根拠のある情報を提供してくれるGTN Assistantsに頼るのが一番良いと感じています。

──GTN Assistantsの導入によって、どのように変化しましたか?

例えば、不慣れな日本での病院探しや、宅配便の再配達といった日常のちょっとした困りごと。GTN Assistantsというチャットで、いつでも相談できる窓口があることで、学生たちが自分で解決に向けて動ける場面が増えました。

また、多岐にわたる相談を専門家に任せられるようになったことで、私たち職員は、より学生の深い悩み相談など、対面でしかできない支援や、相談以外の本来の業務にも時間を割けるようになりました。
──GTN Assistantsはすべての交換留学生が利用できるのでしょうか? 彼らの利用頻度や使用目的なども分かれば教えてください。

基本的には交換留学生全員が利用できるようになっています。学生には来日時のオリエンテーションでGTN Assistantsの機能や使い方を説明しています。学生によって利用頻度はさまざまですが、「いざというときに相談できる先がある」という存在自体が、心理的な安心につながっていると感じます。実際、一度使ってみて便利さを知った学生は、生活のなかの困りごとでも気軽に相談するようになります。ちょっとした手続きでも迷いやすい場面で頼れるのは大きいと思います。

まずは使ってみることで、自分で情報を整理し、主体的に行動する力を身につけてほしいと思っています。

「何も起こらない日々」を守るために、備えは厚めに

──GTN Assistantsに追加してほしい機能はありますか?

災害時に安否確認できる機能ですね。2024年元旦に能登半島地震が起きたときに強く感じたのですが、冬休みのような休暇期間中だと学生の安否の把握に時間がかかると想定されるので、旅先でもつながって、手軽に安否を伝えられる機能があればうれしいなと思いました。

あと、本学はヨーロッパ圏からの交換留学生も多いので、ヨーロッパ系の対応言語が増えるととても助かります。英語が分かる学生がほとんどなので基本的には問題ないのですが、緊急時にはやはり母国語で相談できたほうが彼らも安心なのではないかと思います。

外国のニュースが流れるテレビや、多言語で案内が掲示された空間は、留学生・国内学生にとって日常的な情報の拠点にもなっているようです。

──留学生をサポートする立場として、同業の皆さんにGTN Assistantsのどういったところをおススメしたいですか?

医療相談や生活支援をプロにお任せできる、という安心感を得られるのが大きなメリットではないかと思います。私たちにも分からない分野や不慣れな分野もあるので、そういった部分をカバーしてもらえるのはとてもありがたいです。「大学がそこまでやるの?」と言われるかもしれませんが、留学生支援は「何も起こらない状態」を守るための設計でもあります。だからこそ、少し手厚いくらいがちょうどいい。普段から準備しておくことで、学生も職員も安心して過ごせると思います。

私は半年に1度、期待に胸を膨らませた来日すぐの留学生と接していますが、彼らのキラキラした瞳を見ていると特にそう思います。彼らが日本で大きなトラブルなく過ごしてほしい、日本に来て本当に良かったと思ってもらいたい……おそらく同じような思いを抱かれている人は多いと思いますが、であればなおさらGTN Assistantsがあると心強く感じると思います。

関西学院大学 西宮上ケ原キャンパスのシンボル・時計台を背景に。GTN大阪支店・入江(左)と、ダンテさん(右)。


──取材中、ダンテさんは「元気に、笑顔で母国へ帰してあげたいんです」と何度も口にされていました。留学経験があるからこそ、言葉や環境の違いの中で抱える不安を、自分ごととして捉えているのが伝わってきます。
GTN Assistantsの安否確認機能や言語拡張に期待を寄せながら、関西学院大学が目指すのは単なる「受け入れ」ではなく「安心を届ける」こと。留学生の日々をそっと支える挑戦は、これからも形を変えながら広がっていきそうです。本日はお話を聞かせていただき、ありがとうございました!
\関西学院大学様とGTNの取り組みは、こちらの記事もあわせてご覧ください👀/

交換留学生サポートにおける大学の役割と課題 ~国際交流担当者が知っておくべきこと~ - GTN WOW|日本の力になる人の力になる

多様な人々が安心して暮らせる環境づくりをサポートするサービス「GTN Assistants」、ぜひチェックしてみてください。

▶️ 「GTN Assistants」の詳細はこちらから

みんなのコメント

コメントがありません。

コメントする

おすすめ記事

人気記事

ページのトップへ