ベトナムでITを学び、日本で“成長の扉”を開く。リエムさんの越境ストーリー ── Beyond Borders Vol.６
連載企画「Beyond Borders」の第6回は、ベトナム出身のリエムさん。母国の大学でITを学び、社会人として経験を積んだのち、「もっと学びたい」という思いで来日しました。日本語学校・専門学校を経てGTNへ入社し、現在は通信部でシステム運用を担当。文化の違いに悩みながらも、一歩ずつ実力を築いてきた“越境の軌跡”を伺いました。（EP195）
GTNの社員の約7割は外国籍。
なぜ日本を選んだのか、どんな思いで働いているのか──。
連載企画「Beyond Borders」では、GTNの外国籍社員、一人ひとりの「越境ストーリー」を通して、多文化共生のリアルをお届けします。
今回ご紹介するのは、「もっと成長したい」という思いを胸に来日し、学びを積み重ねてきたグローバル通信部のリエムさんです！
なぜ日本を選んだのか、どんな思いで働いているのか──。
連載企画「Beyond Borders」では、GTNの外国籍社員、一人ひとりの「越境ストーリー」を通して、多文化共生のリアルをお届けします。
今回ご紹介するのは、「もっと成長したい」という思いを胸に来日し、学びを積み重ねてきたグローバル通信部のリエムさんです！
日本語を学び直し、ITを磨く
──日本に興味を持ったきっかけを教えてください。
私はベトナムの大学でIT分野を学び、6年間社会人として働いていました。その中で「国際的に活躍できる人材になりたい」という思いが強くなったんです。日本にいる友人から日本の暮らしや文化について聞くうちに、「日本で日本語と専門スキルを磨きたい」と思い来日を決めました。
来日後は、日本語学校を2校（合計2年）通い、その後ビジネス系専門学校へ進学。1年目から就職活動を始め、2017年にGTNへ入社しました。現在8年目です。
── 実際に来てみて、最初の生活はいかがでしたか？
最初は本当に大変でした。
日本語も十分に話せず、役所手続きや携帯契約、アルバイト探しなど、すべてが初めてのことばかり。
特に印象に残っているのは、携帯電話の契約です。通訳もサポートもなく、説明が全く理解できませんでした。そんなとき、日本にいるベトナム人の友人や送り出し機関の方が一緒に手伝ってくれて、何度も支えてくれました。
また、当時入居したアパートがGTNの家賃保証サービスを利用した部屋だったんですよ！入居後に「困ったことはありませんか？」とGTNから電話があり、その一言がとても安心できたことを今でも覚えています。
そうした小さな助けの積み重ねが、日本での暮らしに少しずつ自信を与えてくれました。
私はベトナムの大学でIT分野を学び、6年間社会人として働いていました。その中で「国際的に活躍できる人材になりたい」という思いが強くなったんです。日本にいる友人から日本の暮らしや文化について聞くうちに、「日本で日本語と専門スキルを磨きたい」と思い来日を決めました。
来日後は、日本語学校を2校（合計2年）通い、その後ビジネス系専門学校へ進学。1年目から就職活動を始め、2017年にGTNへ入社しました。現在8年目です。
── 実際に来てみて、最初の生活はいかがでしたか？
最初は本当に大変でした。
日本語も十分に話せず、役所手続きや携帯契約、アルバイト探しなど、すべてが初めてのことばかり。
特に印象に残っているのは、携帯電話の契約です。通訳もサポートもなく、説明が全く理解できませんでした。そんなとき、日本にいるベトナム人の友人や送り出し機関の方が一緒に手伝ってくれて、何度も支えてくれました。
また、当時入居したアパートがGTNの家賃保証サービスを利用した部屋だったんですよ！入居後に「困ったことはありませんか？」とGTNから電話があり、その一言がとても安心できたことを今でも覚えています。
そうした小さな助けの積み重ねが、日本での暮らしに少しずつ自信を与えてくれました。
越境の経験を、システムを支える力に
── 現在のGTNでのお仕事について教えてください。
通信部のソリューションセクションで、顧客情報や請求管理システムの運用・管理を担当しています。バックヤードの業務として、売上の分析や、顧客情報のセキュリティ対応なども行っています。
── 仕事で大変だと感じるのはどんなときですか？
情報セキュリティ対応やシステムリニューアルのプロジェクトは特に難しいと感じます。
また、顧客満足度向上の施策では、国籍によってサービスの受け止め方が異なるため、文化背景を踏まえた調整が必要です。
また、日本のベンダー企業とのやり取りでは専門用語が出てくることもあり、理解するために努力が欠かせませんが、それも成長のチャンスだと感じています。
── 日本で働く中で、考え方が変わったと感じることはありますか？
最も大きな変化は「協力して進む」という姿勢ですね。
たとえばベトナムでは上司が強く叱る文化が残っていましたが、日本では役職に関係なく、丁寧にコミュニケーションを取る風土があります。
「上司でも怒らない」「言葉で伝える」というその姿を見て、自分のマネジメントの考え方も大きく変わりました。今は部下に対しても同じ目線で、お互いに学び合える関係性を大切にしています。
また、日本では「ありがとう」「ごめんなさい」を言葉にして伝える文化が根づいていて、それが人間関係をやわらかくすると知りました。ベトナムではあまり口にしませんが、今では自然に言えるようになりました。
通信部のソリューションセクションで、顧客情報や請求管理システムの運用・管理を担当しています。バックヤードの業務として、売上の分析や、顧客情報のセキュリティ対応なども行っています。
── 仕事で大変だと感じるのはどんなときですか？
情報セキュリティ対応やシステムリニューアルのプロジェクトは特に難しいと感じます。
また、顧客満足度向上の施策では、国籍によってサービスの受け止め方が異なるため、文化背景を踏まえた調整が必要です。
また、日本のベンダー企業とのやり取りでは専門用語が出てくることもあり、理解するために努力が欠かせませんが、それも成長のチャンスだと感じています。
── 日本で働く中で、考え方が変わったと感じることはありますか？
最も大きな変化は「協力して進む」という姿勢ですね。
たとえばベトナムでは上司が強く叱る文化が残っていましたが、日本では役職に関係なく、丁寧にコミュニケーションを取る風土があります。
「上司でも怒らない」「言葉で伝える」というその姿を見て、自分のマネジメントの考え方も大きく変わりました。今は部下に対しても同じ目線で、お互いに学び合える関係性を大切にしています。
また、日本では「ありがとう」「ごめんなさい」を言葉にして伝える文化が根づいていて、それが人間関係をやわらかくすると知りました。ベトナムではあまり口にしませんが、今では自然に言えるようになりました。
── さまざまな壁もポジティブにとらえ、自らの成長として捉えてきた姿が素敵だと思いました。この記事を読んでいる皆さんに、メッセージをお願いします。
Hãy luôn tin vào bản thân và đừng ngại thử thách mới!
「自分を信じて挑戦しよう！」
この言葉は、私自身の経験から生まれました。
「2〜3年で帰国しよう」と思っていたはずが、日本で学びたいことが次々見つかり、挑戦を続けた結果、今の自分があります。
これから日本に来る方々にも、「自分を信じて一歩踏み出せば、必ず成長できる」ということを伝えたいです。
「2〜3年で帰国しよう」と思っていたはずが、日本で学びたいことが次々見つかり、挑戦を続けた結果、今の自分があります。
これから日本に来る方々にも、「自分を信じて一歩踏み出せば、必ず成長できる」ということを伝えたいです。
最後に
異国での生活、日本語の学び直し、ITスキルの習得。
その一つひとつを自分の糧に変えてきたリエムさんの歩みには、「挑戦を続ければ、必ず未来は広がる」という静かな確信が宿っています。
いかがでしたか？
これからもGTNの仲間たちの越境ストーリーをお届けしていきます。
ぜひ次回も楽しみにしていてください☺️
その一つひとつを自分の糧に変えてきたリエムさんの歩みには、「挑戦を続ければ、必ず未来は広がる」という静かな確信が宿っています。
いかがでしたか？
これからもGTNの仲間たちの越境ストーリーをお届けしていきます。
ぜひ次回も楽しみにしていてください☺️
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