【🎥】直撃!GTN AWARD 2021 ~社長賞編~
社長賞という特別な賞を受賞したのは、真面目、可愛らしさ、情熱…ちょっと心配性、魅力いっぱいの女性❣そう、生活サポート部のシャキヤさん^^今の気持ち、そして日本での苦労とこれからをお話してもらいましたよ!
みなさん、こんにちは!
MVP大宮さんに続き、社長賞を受賞したのは…
生活サポート部 SHAKYA SWORNIMA(シャキヤ)さん👏
CLIP 小中
後藤社長!まずは社長賞を選ぶ際の基準を教えてください!!
GTN 後藤社長
私は毎日、全社員の日報を欠かさず読んだり、人事評価のためにも色んな人から社員の話を聞くのを心掛けています。その中で日々使命感をもって課題取り組んでいる等、印象深い人を選んでいます。
なるほど~!日々の取り組みや頑張りが、社長の印象に残ったということですね✨
では、今回シャキヤさんを社長賞に選んだ理由をお聞かせください!
シャキヤさんは生活サポート部においてのリーダーシップや仲間を想う気持ち強さ、日々の業務の中でどう改善していくかなど考えながら日々取り組んでいる様子。
また会社を代表して講演を快く引き受け周りの日本人スピーカー以上に素晴らしいスピーチを行ってくれたり、DiversityTimesなどのコンテンツ面での協力など、業務外においても大活躍してくれましたので、印象深いメンバーなので、選びました。
AWARDの中でも唯一投票ではなく、社長の熱い想いがつまった賞✨
毎年、AWARDの最後に発表される特別な賞なので、気を抜いてたら「私!?」なんてこともあるある…w
それではさっそく!【GTN AWARD2021】社長賞を受賞したシャキヤさんに直撃です🎤
まずは自己紹介をお願いします!
シャキヤ スワルニマと申します。2008年に日本にきました!
今はGTNの生活サポートにて、主に”ネパール”と”欧米”のお客様のサポートをしております。よろしくお願いします!
受賞おめでとうございます🎉
後藤社長の気持ちをどう受け止められましたか?
そうですね、驚き・嬉しさ…まだうまくコメントが出てこなくて…。自分でいいのかな?という気持ちもあります。なぜ自分が選ばれたのか、これから『社長賞を受賞した自分』というのを考えていかなくてはいけないと思っています。
AWARDから1ヶ月経ちましたが、まだ自分の中で整理している状態ですね。これまでやってきた仕事の評価を自分に落とし込み、そして今後の自分について考えていきたいです。
AWARDで名前を呼ばれた瞬間のことを覚えていますか?
席の隣に座っていたゼイヤーさん・山田さんと「今年は誰だろうね?」と話していたんです。私はMVPのノミネートをもらったので、もう受賞は終わったかな~とゆっくりしていたんです。
そしたら名前を呼ばれて…今でも気持ちが表現できないんですが、驚きしかないんです。手足が震えてステージまで自分がどう歩いていったかも覚えていません。記憶がないんです。「夢かな?」と思って、自分を何度もつねりました!!
手が震えすぎてトロフィーや賞状などを持っていられるか、立っていられるか…というくらい頭の中が真っ白でしたね!
受賞後、ご家族とお話されましたか?
はい!AWARD中にグルンさんがずっと電話でお母さんと繋いでいたようで、受賞を終えてすぐに話をしました。
その後、家に帰りまたゆっくり話をしたのですが、妹によると私の名前が呼ばれ瞬間、お母さんはジャンプしたみたいです!家族はとても喜んでくれました!!
👇お母さまより♡受賞のお祝いサプライズメッセージ👇
社長賞☆サプライズビデオ
シャキヤさんにとってAWARDとは?
昨年は電話対応の賞を頂きました。私は『ステージにあがらないと!』と思っています。入社して1年目のAWARDで、「自分って存在感がないな…」と感じたんですね。それから絶対にステージにあがりたいと思い続けています!
このAWARDが自分のモチベーションにもつながっていますし、毎年これを目指していこうと自分の中で決めています!
次回のAWARDで目指している賞も決まっています!日頃の頑張りが賞に繋がればいいなと思っています。
後藤社長よりメッセージ
シャキヤさん、コロナ禍で生活サポート部の役割は変化し、普段の入居サポートだけでなく、医療通訳やメンタルヘルス面などの命にもかかわるサポート依頼が増えていました。
責任は高まりますが、その分、サポート部の価値、やりがいは益々高まっていると思います。そんな中、シャキヤさんの発信で、サポート部がメンバーと一緒に奮闘している様子はヒシヒシと日々全社に伝わってきています。
大変な時であっても悩んでも、明るくあろうと意識している姿がシャキヤさんの心の美しさが伝わってきます。そして、その外国人たちが日本で頑張っている様子や理解を求める活動にも積極的に会社を代表して参加している様は頼もしく、誇りに思います。
これからも世界が分断ではなく連携し、差別や偏見を乗り越え、GTNが平和と発展のための架け橋となれるように一緒に頑張りましょう!いつもありがとうございます。
次のAWARDも楽しみですね~😊
シャキヤさん❣この度は本当におめでとうございます🎉
シャキヤさんの歩みをお聞きしていきましょう!
幼少期そしてご家族について教えてください!
子供の時は歌を歌ったり、ダンスをするのが好きでした!
私が日本に来る1年前にお父さんが亡くなっていて、お母さんはシングルマザーで私と妹を育ててくれました。当時、私を日本に行かせるのは『一緒にいたくないからなのかな?』と思っていました。私はお父さんっ子で、お母さんとは話が合わなくてよく喧嘩していたんです…1ヶ月も口を聞かない時もありましたね。やっとこの歳になって、「あの頃、お母さんは辛かっただろうな」と思えるようになりました。
妹とは7・8歳も離れているので、お互いの人生にお互いがいない感じなんです。一緒に遊んだ記憶もあまりないくらい。でも、今回のAWARDがきっかけで電話するようになりました。「最近どうなの?」など話せるようになりましたね。
今大学を卒業したところなのですが、妹はいずれは海外に行きたいと思っているんです。でもお母さんを一人にはできないですし、妹の夢を奪うことはできないので、今後もしかしたら妹と入れ替わりでネパールに帰る日がくるかもしれません。
日本に来たきっかけは?
高校生の時に日本にきました。鹿児島の大口という自然が豊かな…もうマンガに出てくるような場所にある、女子高に高校一年生から通っていました。学校の近くの寮に入り生活していました。
お母さんがネパールでガイドをやっていて、偶然にもお客様にその女子高の卒業生がいたんです。その方は旅行が好きで、ガイドのお母さんといろいろお話をしていくうちに仲良くなり、私の将来が心配だと相談したところ、日本の鹿児島に高校があると紹介してくださったんです。お母さんも「しっかりしている高校なら行かせたい」と思ったそうで、日本に行くことが決まりました。私が日本に行くことを知ったのは、日本に行く1ヶ月前!!当時の私は「ネパールで高校も卒業して、就職はどうしようかな?」と思っていたくらいです。
当時はネパールの政治が安定しておらず、さらに中学生という親に反発していた時期でした。日本の高校に行く話を聞いて、最初はすごく驚いたのですが、ネパールの状況や反抗期だったこともあって、離れてチャレンジしたい気持ちもあり、自分を変えるチャンスだと挑戦することにしました!
1ヶ月前に知った…ということは日本語の勉強は!?
日頃から、たまにお母さんが日本語を教えてくれたりしていたんですが、興味がなかったので覚えてなかったんです。なので、日本に行くことが決まってから勉強しましたね。1ヶ月という短い期間だったので、『数、あいさつ、自己紹介』しかできなかったですね。
今考えてみれば、当時は言語が問題になるという認識がなかったんです。13,14歳でまだ子供だったので、何も怖くなかったんですよね。日本についてからは、いろいろ辛いことがありました…
日本での生活はどうでしたか?
高校の寮には学校から遠い場所に住んでいる子など、50~60人くらいが共同生活をしていました。学校の初日に朝ごはんを食べに食堂に行ったんです…そこで私はビックリしました!納豆とお米とお豆、魚、袋に入った海苔が並んでいて、「あれ?パンは?」と思いました。お箸も使えないし、朝ごはんを前に「これどうやって食べるんだろう…」と固まってしまいました!とにかく日本とネパールの食文化の違いに衝撃を受けましたね。
ちなみに…私のニックネームが「ボビー」なので、学校では「ボビーっていう人が新しく来ます」と言われていて、みんな「え!女子高に男の子がくるの!?」と喜んでいたらしいんです。なので、私が入学した時に「女子じゃん…」という感じだったそうですw
みんなと打ち解けるのに1年半はかかりましたね。『言語』と『食文化』この二つが違うと、なかなか受け入れてもらえないんだと思います。今まで自分が使っていたことを「食べれない、使えない」と言われると否定されている感じになるのかもしれません。なかなか近くに来てくれる人がいなかったですね…話しかけても話せない状態だったので。日本語学校ではないので、授業も日本語でどんどん進むので、常に英語の先生が付きっきりでした。なので、英語の先生が友達という感じでしたね。
とにかく必死にみんなが興味がありそうなものを見るようにしました!あまり興味がなかったのですが、マンガを借りたり、当時人気のあった男性アイドルが出てる雑誌を買ってきたり…わかり合える話題があると仲良くなれると思って、友達作りのために勉強していましたね。その後、高校2年生の時に修学旅行があって、それがきっかけで距離が縮まったと思います。京都だったのですが、金閣寺を見たり、フランス料理を食べたり楽しかったです。
言葉がわかるようになってからは、スポーツの時間でも、あまり得意じゃない私をみんなが励ましてくれました。マラソンがある時には「なぜ走らないといけないの!?息を切らしながら…」と思っていたのですが、走るのが速くて自分の走る分が終わった人が一緒に走ってくれたのが嬉しかったですね。
ボビーの話はシャキヤさんとしてもビックリ&面白い話ですね😲『言語』と『食文化』の違いを乗り越えて、自ら行動できる姿が素敵です!
いろいろあった高校生活…卒業後は?
大学4年生からアルバイトをしていた行政事務所で正社員となり、ネパールのお客様の対応をしていました。SNSを通してビザの書類不足の連絡をしたり、書類を事務所に届ける仕事をしていました。その後、転職活動をしてGTNにご縁があって入社しました。
GTN入社の経緯は?
Web求人で『中国語・英語必須』というGTNの求人に対して、『ネパール語ができます』と記載したところ、あすかさんからご連絡を頂きました。二次面接で董さんとお会いした時に「生活サポート部で働きませんか?電話対応の経験はありますか?」と聞かれました。中国語必須だったので99%ダメかな…と思っていたので、自分にとってチャンスだと思いました!
ただ、日本語とネパール語での電話業務をやったことがなかったので、最初は管理会社様や企業様からの日本語対応の受電には手が出なかったですね。固定電話からの受電があると、すごく緊張したのを覚えています。今ではどの電話でもすぐに手が出ますw
日々のサポートで気を付けていることはありますか?
『スピーディに対応する』ということを大切にしています!サポート部はどんどん変化しています。私が入社した5年前よりメンバーも増え、問い合わせ内容の種類、そしてレベルも変わってきたと思います。
そして、サポート部は何を聞かれるのかわからないので、聞かれたことはちゃんと調べてサポートした内容が合っているのか、『日々勉強していくこと』も大切にしています。同時にクオリティも重要ですね。
今は医療関係の問い合わせも増えていて、体調を崩しているというサポート案件でも、どういった症状があるのか把握した上で病院探しをしたり、事故にあってしまったなど問い合わせの幅が広いんですね。なので、調べた内容や勉強した内容をしっかり記録して次の問い合わせに活かしたり、後輩を育てたりしています。医療関係の問い合わせは、確認事項に一つでもミスがあると重大なことに繋がってしまいますので、できるだけ三者通話を行うようにしています。
生活サポートの魅力とは?
他の部署に行かなくても、サポート部にいればいろいろな問い合わせがくるので、どんどん新しい経験できるんですね。毎日新しく生まれ変われた感じがするんです。
今日はこんな対応があった、明日はまた違う対応があるという感じで調べながらやっているので、新しい知識が毎日入ってくるんです。Aという回答を探して、やっと見つかり、その案件が解決した瞬間は達成感でいっぱいです。お客様のお困りごとを助けられ、私自身もその案件によって成長しているんです。なので、私はこれからもサポート部でがんばっていきたいと思っています。
シャキヤさんのマイルールを教えてください!
まずは『ポジティブに生きること』です。仕事ではプライベートの顔はあまり見せないようにしていて、辛いことがあったとしても仕事に持ち込まないようにしています。サポート部は私の”第二の家族”だと思っています。なので、元気よく明るく一緒に仕事をしたいなと思っています。
あとは、GTNに入社してからずっと守っているルールがあります!毎朝、通勤する電車が到着する10~15分間にホームに立てるようにしています。そこで1本電車を見送ってから、列の先頭に立ちます。その列の先頭に立ちながら10分間、昨日の終わりと今日の始まりをセットしていきます。
例えば昨日何ができなかったか、今日はどう行動するのか、どんな気持ちでスタートさせるのかなど整理をします。その10分間がとても大切で、GTNに入社してから欠かしたことはないです。今日も電車には余裕で間に合うのですが、その10分間のために走りました!なぜこのルールが出来上がったかはわからないのですが、不思議とリフレッシュができたり、モチベーションに繋がっているんです。これが先頭でなくて2番目だと「失敗したな~」と思い、先頭に立つということがポイントなんです。
心配性な部分があるのですが、この10分間があることで不安が取り除けるんです。みなさんに伝わるかな…?
プライベートでは、お花を育てるのが好きです!最近は忙しくて育てられていないので、自分がちょっと暗いな…と感じています。いつも朝起きたらお花に水をあげます。お花って面倒を見たら、ちゃんと咲いてくれるので「ありがとう」って思いますね。
でも、お花を育てるのはすごく難しいんですよね。サボテンも実はデリケートで、頑張って育てたこともあるんですが、うまくいかなかったです。これから暖かくなるので、また育てたいですね!!
日本に来てから、花にも旬があるということを知りました。ネパールにいる時は、いつでも咲くものだと思っていて…w花が咲いたら永遠に保てるのかな…?と。日本ではその季節に合わせて植え替えるので、そのタイミングで自分の気持ちもチェンジできていると思います。
花に興味を持ち始めたのは『土』がきっかけなんです。高校2年生の時に雨が降っていて土の匂いが広がったんですね。その土の匂いと、ネパールの土の匂いが一緒だったんです!すごく懐かしく感じてネパールを思い出せるんです。その『土』から花に興味を持ちました!
土を触ると不思議と気持ちが落ち着きますよ!みなさんにもおすすめです!
最後にGTNメンバーにメッセージ!!
この度は、社長賞をいただき本当にありがとうございました!今でも信じられないほど驚いております。あきらめずに走りつつければ、夢は叶えられると私は実感しました。
コロナの中大変な日々が続いてると思いますが、みなさん夢をあきらめず、お互いに支え合い夢をかなえていきましょう!!
One for all,all for one.
धन्यवाद
2022年4月15日
シャキヤさん、おめでとうございます!
お母さまも喜んでくださって良かったですね💛
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