ポジションは目的ではなく手段である | GTN officer | 鄭 光演

2024年07月23日

ポジションは目的ではなく手段である  | GTN officer | 鄭 光演

GTNには若きの執行役員がいるのをご存じでしょうか!?どんな人物なのか、どんな未来を目指しているのか、深堀していきます!

2024年7月でGTNは19期を迎えました!!
今後も世界中の日本を目指す外国人の生活環境を支援し、日本社会の国際化における新たな基盤づくりに貢献する企業として、挑戦し続けます。どうぞ引き続き宜しくお願いします💪

今回はそんなGTN戦士の一人、鄭 光演(チョン カンヨン)さんにインタビューです🎤
優しい笑顔の奥に秘められた情熱的な心を掘り下げてインタビューします🔥

会社概要 | GTN | 株式会社グローバルトラストネットワークス

グローバルトラストネットワークス(GTN)の会社概要ページです。沿革や代表メッセージ、事業内容についてご紹介します。

自己紹介

不動産事業部の鄭 光演(チョン カンヨン)と申します。
外国人のお住まいに関する事業において責任者をさせていただいております。韓国出身で、来日してそろそろ10年になります。経歴としましては、株式会社AZUREPLANNINGという会社を学生時代に設立し、各国の方々に対して不動産事業を行っておりました。その後、GTNのビジョンに強く共感してジョインすることになり、現在に至ります。

来日したきっかけは?

大学生活は海外で過ごしたいと思っており、日本の大学を受験して合格したのがきっかけです。他にも中国やアメリカなどの国も検討したのですが、その中でも日本が一番安心感があり、治安も良くて街もキレイという印象があったので、いろいろ調べて日本の大学を選びました。

なぜ学生時代に会社を設立したのですか?

私自身も外国人なので、日本での物件探しがとても難しかったんです。当時は関西にいたのですが、まだGTNのサポートしている割合が大きくはなかったので、自分で外国人に対してお部屋を探しやすく、借りやすい環境を作り上げたいと思って、不動産について学び、2020年に会社を設立しました。

GTNとの出会い

AZUREPLANNINGが外国人専門の仲介会社をやっていたので、以前から仲介会社としてお付き合いがありました。私はGTNのビジネスアイデアを参考に会社を立ち上げたので、いつか後藤社長にお会いして直接お話ししたいと思っていました。徐々にGTNを利用する申し込みも多くなってきて、「一度、後藤社長と会わせてください」と当時の保証営業担当がGTNの董さんにお願いをしたところ快諾いただけて、後藤社長に会うことが実現しました。

後藤社長の第一印象は?

まず、目指している世界がすごくビッグだと感じました。日本だけではなく海外も常に意識されていらっしゃいます。国と国の行き渡りに関しては、必ず【情報の格差】というものが生まれ、そこにビジネスチャンスがあります。さらに、これから国から国への移動も加速していくというところで、私だと何となく5年,10年後のビジネスだろうと考える部分も、後藤社長はすぐにでもやりたいという気持ちを持っていらっしゃいました。なので、お会いした際に「めっちゃ熱い人だな!!」そういう感じでした。

元々はご挨拶ということでお会いしたのですが、話していく中で考えが一致している部分がとにかく多かったので、私も学ばせてもらいたくなって「描いている未来に辿り着くにはどう進むべきなのか、これからの方向性はどうお考えですか」と後藤社長に質問してみたら、とても熱心に語ってくださいました。

そこからGTNにジョインした経緯は?

まずGTNは外国人の住まい探しや保証サービス、住み始めてからのサポートだったり、通信サービスだったりと外国人の生活を豊かにするサービスを展開しているのですが、AZUREPLANNINGとしても同じようなことをやっていきたいという漠然としたイメージがあったんです。
ただ、後藤社長と話しながら「競合はしたくないな、このマーケットを一緒に作り上げたいな」という気持ちが強かったので、「目指している世界が同じなら、一緒に作りませんか」ということで、ジョインすることになりました。

経営者からGTNの執行役員へ

私がどういうポジションを持って、どういう仕事をするかは、あくまでも【目的じゃなくて手段】だと思っています。目的は起業した時から今もずっと変わっていなくて、目的を達成する手段として”経営者”として自分の会社を作ったり、次のステップとして”GTNという会社で執行役員になる”、この手段は全て有効な選択だと思っています。

いくつもある手段から【最善の選択】をしていますし、最終的に目的達成できると私は信じています。今やりたいこと、作りたい未来がどこにあるのか、そのタイミングに合わせて手段は変わると思っています。

カンヨンさんが目指す目標とは?

「外国人が日本に」ということも中長期的には必要かもしれませんが、我々韓国人も含めて日本人も、みんな海外に行ったら外国人になりますよね。

このアジア、そして世界において、これからモビリティが増えていくと思っています。その移動の際に、便利に移動ができるように情報の格差が生まれない世界にしたいと思っています。その為に必要なのが、不動産かもしれないし、通信かもしれないし、いろいろあると思うのですが、その中で一番難しい領域は【不動産】だと感じています。まず国を選ぶ、家を選ぶ、さらにその国々の契約関係の違いは本当に難しいものです。すごく膨大な情報量ですし、物価も違うので、なんとかして格差をなくしたいですね。

執行役員に任命された時はどんな気持ちでしたか?

結論から申し上げますと、僕は嬉しかったです。責任が重たいという感情よりはポジティブに感じたことが多かったですね。同じ目標を持っている社員の皆さんを幸せにしたいなと思っています。その幸せのために自分は何をやるべきなのか、細かく目標設定して、それを個人単位で落としていかないといけない、いわゆる執行の部分をしっかり自分で整理して伝えていく責任感が明確になったと感じています。

私についてきてくれる社員さんとお互いにWin-Winな関係を築きながら、会社としてもWin、私としてもWin、私の部下としてもWinという関係性を作り上げられるように注力していきたいと思っています。

また、私が20代で執行役員に就任できたことで、社員のみなさんが対等に話せて、意見を出しやすくなればいいなと思っています。今まで以上に上下関係を感じさせず、フラットな雰囲気を作れることで、建設的な意見を社員さんからもらえるのではないかと考えています。その中でも、しっかり巻き取って形にしないといけないところは、それこそ私の役割なので、対等な関係性ですぐにヒアリングし、私がそれを経営会議などで議題とし、いい方向性であればやってみましょう!と、動ける部分が強みじゃないかなと思っています。

執行役員として重要だと思うことは?

私は3つあると思っています。

まずは、経営判断に対する説明責任ですね。経営判断には必ず目的があります。この選択が良い改善案であることを皆さんに説明し、納得してもらい、それをしっかり執行していくことがとても重要な部分だと思います。経営と現場って多少のずれが生じる部分もあって、現場がネガティブな感情になってしまうこともあるかもしれないのですが、「必ず明日、明後日、1年後にはもっといい未来があるから皆さんやっていきましょう」と、しっかり皆さんの目線に合わせて説明することがとても重要な役割じゃないかなと思っています。

あと、経営は基本的に会社としてどうやって動くのかを考えます。その際に現場にあるいくつものポイントをどう結びつけるかが大事になります。どうやっていけば、もっとみんなが幸せになれるのか方法を考えて、仕組みを考えて、徐々に徐々にいい方向性に変えていくことを執行役員として考えないといけない。そういう思考能力も非常に大事だと思っています。

3つ目はポジティブに考えることですね。今より悪くなるという決断は基本的にないと信じること、もし今より悪くなるのであれば、またそれに対するフィードバックを活かして、もっといいところを自分から提案できるようにすることが重要だと思っています。いかなるネガティブな状況でもポジティブに考えて、全部いい方向性に引っ張っていくことも大事な役割だと思っています。ネガティブな要素があるからできないとか、壁があるから難しいということも、「これが壁だ」ということがわかったことで、それに対する改善策を出していくのが執行役員の役割だと思っています。

GTNにジョインしてみて

GTNは【異文化】で魅力的な会社だと思います。物事はちゃんと意識して考えると「目的」を持ち始めるんです。日常の生活において自分から意識していかないと、気づかないことが多いと思うのですが、GTNにジョインしてから、何気ないところでの気づきのポイントが増えましたね。全く違う考え方を持っている人がいたり、全く今まで見たこともない服装の方を見かけたりとか…そういったことを「どういうことが影響してこうなったんだろう?」と考える機会に繋がり、そこからまた学びがあって次のビジネスに活かせるという気づきのポイントをいっぱい拾えて、自分の成長にも会社の成長にも寄与できるというところは魅力的だなと思っています。

また、社員皆さんが目的や欲望を持って働き、そして会社にどうやって貢献できるのかをちゃんと考えているなと感じましたね。シンプルにお金でもいいし、シンプルに家族の幸せでも、目的は個々にいろいろあると思うんですけども、やはり異文化なので、そういうポイントがしっかりしている方が多いんじゃないかなと思っています。

実際にエピソードはありますか?

社員さんの話なんですけど、「外国人の方々との飲み会がとても楽しくて、そういう場面でもっと喋れるように、もっとフラットに彼らの文化を理解したくて入社しました。」という方がいらっしゃったり、「日本がこれから発展していくためには外国人の力が必要で、日本には外国人が増えるから仲良くなって、自分の考え方を変えたい。」そんな方もいらっしゃったりとか、自分と違う人生観を持っている人たちとお話できるのは魅力的ですね。

GTNにかける想い

私がGTNの一員として実現したい未来は、国と国との移動に係る情報の非対称性をなくして、彼らが最も合理的な選択ができるような情報やプロダクトを提供して、国と国をまたぐ移動に生じる「負」をなくしたいと思っています。その手段は不動産、通信、あるいは人材の雇用関係かもしれません。いろんなプロダクトがあると思いますが、自分が実現したい未来はそこだと思っています。

想いを共有しつつ、しっかりマインド的に私達が何で存在するのか、私達の存在意義を明確にし、そして自分に何ができるのかを皆さんと一緒に考えていきたいです。

実際に社員皆さんが困ったこと、周りの社員が困っていること、それに対して自分ができることは何なのか、それを積極的に自分の上司、そして役員まで全部あげていただきたいと思っています。GTNが世の中にもっと必要な存在になる、GTNが必要な存在になるということは、世の中にとっての自分の存在意義が深まるということだと思っています。なので、「会社を挙げて、それを自分に繋げて、みんなでハッピーになりましょうよ」というところが、私がGTNにかける想いかなと思っています。

みんなのコメント

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たすく

2024年7月26日

執行役員就任おめでとうございます!
AZUREPLANNING時代から背中を見ていましたが
カンヨンさんほど『熱い人』を私は知らないです。
わたしも『情報の格差が生まれない世界』を作れるように尽力していきます。

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タノシミ

2024年7月23日

改めて執行役員就任おめでとうございます。
カンヨンさんのことを改めて知るいい機会でした。

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