ズバリ!聞いてみた!「特定技能とは?働く外国人はどう思っているの?」

GTNの強みを凝縮したと言っても過言ではない”特定技能セクション”が、入国緩和によりどんどん注目を集めています!特定技能とは?を解説しつつ、働く外国人が感じていること・やりがいを温かいエピソードと合わせてお届けします☆
みなさん、こんにちは☀
今回は初登場👏生活サポート部の特定技能セクションのインタビューです😊
「特定技能って言葉よく聞くけれど、実際にはどんなビザ?」
「GTNの特定技能セクションってどんなことをしているの?」
っと、特定技能についてわからないことがある方✋
この記事を読めば特定技能についてはもちろん、働く外国人人材についても理解を深めることができます!!
ぜひ最後までご覧ください♪
まずは自己紹介をお願いします!

特定技能セクション 桑原有香さん
桑原有香(くわはらゆか)と申します。GTNに入社して1年半くらいになります。私は新大久保支店に移動するまでは、特定技能セクションとして営業と企業さんとのやり取り、教育をやってきました。今はサポート部に入り、セクション全体で特定技能で働く外国人の定期面談をやっています。
特定技能セクション DE LEON GRACE CARDINOさん
私はグレイスと申します。今まで外国人人材の仕事に携わってきました。GTNに入社してそろそろ2年になります。どうぞよろしくお願いいたします。

「特定技能」とは?
グレイス:2019年4月にできた新しい就労ビザになります。14業種で最長5年の就労資格を得ることができます。取得するにはその業種の試験と日本語の入力試験を受ける必要があります。技能実習のビザとの違いは、技能実習だと最長3年の就労資格になり、あくまでも実習を目的として働きます。それに比べ、特定技能のビザは就業条件は日本人と同じ条件で働くことができます。さらに1号から2号になると海外から家族を呼ぶこともでき、5年以上働くことができます。

グレイス:一番のメリットは外国人が持っているホスピタリティの部分だと思います。あと5年間という長い期間働いてもらえるということですね。
桑原:自分が日本人で言うのもなんですが…やる気もホスピタリティも外国人の方が高く感じるんですよね。私たちが働いている外国人の方に頭を下げたくなるくらい一生懸命に働いてくれるんです。やっぱりそういう頑張る姿を見ると企業さんも「外国人材が欲しい」と思われるのでリピートされる企業さんの気持ちがよくわかります。

グレイス:そうですね、フィリピン人は小さい頃から「看護婦さんになりたい!」という子が多いですね。世界的にもフィリピン人の看護婦さんは多いと思います。温かい気持ちと明るい性格を持っている国だからですかね。あとフィリピンは結婚しても家族と同じ家で生活をします。なので、小さい頃からおじいちゃん・おばあちゃんと一緒に過ごしているので、お世話したりサポートすることは普通のことなんです。
桑原:フィリピン人やインドネシア人で20代で、「おじいさんのお世話をしていました」っていう人が結構な割合でいるんですよね。お風呂に入れてあげたり、着替えさせてあげたり。日本人は老人ホームがあったり、自分のお父さんやお母さんがお世話をしていたりするので、経験することがないんですよね。

桑原:日本は少子高齢化社会なので、もしかしたら私がおばあちゃんになったら介護スタッフが全員外国人になっているかもしれないです(笑)これからどの業種においても、特定技能のビザは盛り上がりを見せると思いますね。
桑原:まずはビザを取得する部分で新しいビザになるので、今までとは書類も違うし、出来立てのビザになるのでルール変更も頻繁な点だと思います。企業さんからすると、外国人を採用するだけでも大変なのに、新しいビザの手続きや煩雑な手続きがあったり、入国するにあたっての準備もあるのでなかなか簡単なものではないと思います。技能実習生は管理団体が連れてきてくれて、毎月様子を見に行ったりサポートや管理をしてくれるんです。しかし、特定技能はあくまで就労ビザになるので、言ってしまえば入社したら日本人従業員と一緒で個人が就職するのと同じなんですよね。
なので、入国してから「転入届はどこに出すの?」「銀行口座はどうやって作るの?」「携帯持ってない…」などやることってたくさんあるんです。こういったところから、費用はかかってしまうのですが、登録支援機関にお願いすることで、煩雑な手続きのサポートはやってくれるし、入国から送迎・フォローまでの義務的に支援しなくてはいけない項目をクリアすることができます。

桑原:必ず登録支援機関にお願いしなくてはいけないわけではないのですが、やはり新しいビザでわからないこともあり、手続きやフォローも大変なことから、登録支援機関にお願いする企業さんが多いのが現状ですね。入国するまでが一番やることがあるように見えるのですが、働き始めた後の5年間の方が重要だと思います。
グレイス:生活面でのサポートでゴミの出し方とか、日本の文化やルールを伝えたり、細かな部分までフォローが必要になるんですよね。
GTNの「特定技能セクション」について
桑原:特定技能セクションは少人数多国籍だなと思います。今は6名で、ここ数ヶ月の激動は5名で乗り越えてきました。日本人2名、フィリピン人2名、インドネシア人1名だったんですが、それぞれ専門・得意分野があるんです。7月からはサポート部に入って業態が変わったのですが、元々はみんな違う業務をやっていました。マイルス(グレイス)さんは人材を見つけてスクリーニングして、最高・最適な候補者を見つけ出すスペシャリストです。前職からずっと人材に関わる仕事をされてきて、いろんな人と話してきているので、スクリーニングで培った力が今やっている定期面談のカウンセリングにピッタリなんですよね。
グレイス:プライベートな相談もたまに受けますよ!
桑原:そうなんです、他の人だと話してくれないことでもマイルス(グレイス)さんだと心を開いて話す方が多いんです。介護施設って少し距離があったりするので、「バスで食べな~」ってお弁当を持たせてあげたり、いつも支えになってあげているんです。定期面談に集中するようになってからも、カウンセリングの力が素晴らしいので一番活躍していると思います。
特定技能外国人の採用にあたっての具体的な準備手順については、こちらの記事で詳しく解説しています!
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アユさんは入社して半年ちょっとなんですが、今サポートしている人材の8割がインドネシア人なので、言語の部分でも生活のサポートでも大活躍中ですね。
川端さんはこの業界長いので、生き字引のように困ったら川端さんに聞く感じですね。羅針盤みたいな存在です。弁護士みたいです(笑)
そして、育休を経てさらにイケメンになって戻ってきた忠内さん!忠内さんはみんなの心のよりどころのようにドンと構えていてくれる、正に「縁の下の力持ち」。困ったら忠内さーん、のような感じです。

桑原:今までは特定技能を広める為にセミナーやイベントを実施していました。今はサポート部と一緒にワークショップをやっています。月に3回やっていて、ノウハウを伝えるものや日本語教育、介護のワークショップなど行っています。
グレイス:まずは生活サポートができる、あとは部屋探しのサポート、モバイル事業にクレジットカード事業もありますし、あとはGTNは多国籍なので言語対応がしっかりしているところだと思います。こんなにも全面的にサポートできる会社は他にないと思います。

グレイス:日本での生活が進むとクレジットカードが欲しいという要望などもあります。なので、なにかあればとりあえずGTNに聞けばいいという感じですね。
桑原:GTNは介護施設からのご利用が多いのですが、やはり施設内でのクラスターはどうしても発生してしまうんですよね。登録頂いている施設でもたまたまクラスターが出てしまったことがあって、スタッフの方やご利用者さんも自宅待機になることがあったんです。その時にGTNがサポートしている2名の外国人がすごい助けになった「2人を褒めてあげてください」と施設から連絡があったんです。2人は大変な状況下の中、連勤が続いても文句も言わずシフトに入ってくれて、「働けるスタッフが少なくなっているなら私たちが働かなきゃ」とすごく頑張ってくれたらしいんですね。
それで、2人に連絡を取って「施設長さんがすごく褒めてくれていたよ」と伝えたら、「私にはフィリピンの旗とGTNの名前があるので頑張りました!」と返事があったんです。

桑原:まるでGTNの社員として働いてくれているような、GTNの名を汚しちゃいけないくらいの勢いがあって、すごく嬉しくなって、セクション内で共有して「私たちも頑張ろう」と話していました。もちろんインドネシア人のみなさんも一生懸命働いてくれています。
最後に
桑原:特定技能の未来って受け入れる日本人が変わることかなと思います。受け入れる器がしっかりしていないと、どんなに外国人が頑張っても限界がありますよね。なので、私たちはGTNという多国籍メンバーが働く会社で身をもって体験しているので、受け入れる方たちがどんな準備をしたら良いか、外国人と働くってこういうことだよ、としっかり伝えるようにしています。地方など高齢化で人手が足りないところでも、定住者の方たちが各地にいらっしゃると思うので、そういった方にも働いてもらうことで「外国人と働くってこういうことか」とわかってもらえると特定技能も入りやすくなると思います。

—— 記事をご覧のみなさんにメッセージをお願いします!

特定技能セクションは少人数ですし、今まで入国規制もあって他の部署との連携も少なかったので、お話したことのないメンバーもいらっしゃるかもしれません。これからはもっと発信していきますし、どうぞみなさんも気軽に声をかけてください!(かみつきはしません…笑)
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みかん
2022年9月28日
改めて特定技能について知ることができました!ありがとうございます。
温泉行きたい!
2022年9月22日
読んでいて胸が熱くなりましたー!メンバーのみなさんの前向きな姿や、笑顔でチームワークで乗り越えている姿も想像できます!そして、実際に特定技能で働いている方のエピソードを読んだら、涙が出そうになりました。
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