お正月の世界旅行に行けるといっても過言ではない?
世界一周は約40,000キロ!今回インタビューにご協力いただいた方の各国までの距離を足すと… なんと!約34,500キロ!!もうこれは世界一周しているのとおなじですよね?!
ミャンマー編
日本と似ているようで違うミャンマーのお正月!
ゼイヤーさんの話し方や豊かな表現から、いつかミャンマーのお正月に行ってみたい!絶対楽しい!と強く思いました。
みなさん、ミャンマーのお正月って知っていますか?
世界にはそんなお祭りがあるなんて!とみなさん必ず驚きますよ!!
熱く、そして母国を想い、優しいほほ笑みで語ってくれました!
―ミャンマーにお正月の文化はありますか?
ゼイヤー:ミャンマーのカレンダーがあって、お正月は4月にあります。お正月は毎年日にちが変わるのですが、だいたい13日~16日の間です。
日本では4月なので桜🌸が咲いていると思うのですが、ミャンマーにも「バタウ」という黄色いお花が咲くんです。
お正月にはミャンマー人にとって、とても大事なお祭りが行われるんです。一年の不幸や汚れを洗い流す為に、人に水をかけるんですよ!外で知らない人にも水をかけます!
―え!それはビックリですね!!
ゼイヤー:お祭りは5日間あって、5日間のうち3日間だけ水かけ祭りが行われるんです。
ミャンマーは暑い時期なので、外に出れば水をかけられるという感じですね。
若い方々はみんな水かけ祭りに参加しますが、ご年配の方は水かけ祭りにはあまり参加しなくて、お寺に行ったりします。水がかかりたくない人は日が沈んでから外に出ますね。
―お祭りはずっとやっているんですか?
ゼイヤー:一日中お祭りはやっているのですが、水かけは日中だけで、夕方からはステージで踊ったり、また違った雰囲気で盛り上がります。
ミャンマー全体にステージがたくさん設置されるんです。申請すれば個人で建てることもできるステージです。他には学校などのステージで踊ったりもします。
踊りをするのは、ステージを持っている人たちが踊ります。学校では先生たち、会社では社員の人達が踊ります。個人でプライベートで作った場合は、許可をもらってステージを作って、そこで個人的にステージに立つことができます。
―年始はどのように過ごしますか?
ゼイヤー:年明けは家族でご飯を作って食べたり、いろんな人に作ったご飯を配ったりします。外出るとしたらお寺ですね。お寺やパコラに行って大掃除したり、お坊さんに贈り物をしたり、自分より年配の方々にも贈り物をします。1年お世話になりました、今年もお願いしますという新年のご挨拶のようなものです。
―ミャンマーでお正月の食べ物は?
ゼイヤー:ミャンマーにも日本と同じくお餅があります。小籠包みたいに丸いのですが、お餅の中に砂糖を入れて包み、お湯でグツグツ煮ます。上にはココナッツをかけます。甘くて美味しいですよ~!日本に来て「日本もお正月にお餅を食べるんだ!」と思いました。
あと、ミャンマーでは知らない人でも道を歩いている人にも料理を振る舞います。なので、お金なしで食べていいの!?と外国人は驚きますね。暑いので、ドアも開けっ放し、窓も開いていて、歩いている人とニコニコ挨拶したりします。
―日本だとお年玉がありますが、ミャンマーにはありますか?
ゼイヤー:はい、ミャンマーにもありますね。親よりも先生からもらったり、あとは新年のボーナスがある会社が多いですね。あとはみんなでご飯を作って食べたり、一緒にお寺に行ったり、有名なところに遊びに行ったりします。
―ミャンマーに【おみくじ】はありますか?
ゼイヤー:おみくじはないのですが、ミャンマーは生まれた曜日を大事にしていて、曜日ごとに「今年の何曜日の人はこれに気を付けてください」と発表されます。私の名前“ゼイヤー”は火曜日という意味があります。今年の火曜日生まれはこんな運勢です。という感じです。
あと1日の午後には、各区にお坊さんが来てくださって、大きい道にみんな集まって、新年の平和を唱えにきてくださいます。なので、日本では個人がお参りに行きますが、ミャンマーでは担当のお坊さんがみんなのところに来てくださいます。
―最後に今年頑張りたいことを教えてください!
ゼイヤー:去年から予定していたことがコロナで出来なくて、とにかく親と会いたいですね。健康に気を付けて過ごしたいです。外にも出てないし、会いたい人にも会えない時期なので、家で英語の資格を取得したり、自分の成長につなげられる期間にしたいです。次に会った時に成長した姿を見せたいです!
チパ
2022年4月15日
笑!初めて書いた牛の絵って可愛いね!オリンピックの指輪の色を使用しました
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