【お客様の声】GTN Assistantsとの連携で、外国人材の採用率がUP!その背景にあるものとは?|Sun Asterisk様

2025年11月07日

【お客様の声】GTN Assistantsとの連携で、外国人材の採用率がUP!その背景にあるものとは?|Sun Asterisk様

外国籍のIT人材の採用支援事業を展開している株式会社Sun Asterisk(サンアスタリスク)様は、顧客企業に対し、GTNの外国人受入れ支援サービス「GTN Assistants」の導入を積極的に勧め、成約率を高めています。そこで今回は、同社の廣野さんと野添さんに、GTN Assistantsが重宝される理由や同社が優秀な人材を確保できる背景、企業が外国人材を採用することのメリットなど、お話しいただきました。(EP190)

GTN Assistantsが、外国人採用の決め手に

外国人材の採用支援を担当している廣野さん。多様な人材が活躍できる環境づくりに取り組んでいます。

──御社の海外エンジニア採用支援事業が、GTN Assistantsと連携するに至った経緯を教えてください。

廣野さん​ 私は前職でも海外エンジニアの採用支援を担当しており、その頃からGTNさんにはさまざまなご相談に乗っていただいていました。Sun Asteriskに転職してからも外国人材の採用支援事業を担当していますが「雇いたいという気持ちはあるのに、生活面のサポートが不安で採用を見送る」という企業様が多く、もどかしさを感じていました。そこで、生活支援が充実した「GTN Assistants」をお勧めしたところ、懸念点が解消され、採用件数が徐々に増えていきました。

野添さん 最近は、外国人材を採用するかどうかの決め手が「GTN Assistantsを利用できるかどうか」になっているように感じます。比較的大きな企業様であっても、生活相談や医療通訳まで自社で担うのは難しく、休日対応など社員の負担も大きくなります。その点、GTN Assistantsがあることで企業様の不安が解消され、外国人材の受け入れがスムーズになっています。

外国人材の採用支援を行う野添さん。企業の多様性推進を現場から支えています。

──御社が外国人材をご紹介するお客様には、大企業や有名企業も多いのでしょうか?

廣野さん 当初はスタートアップなど、比較的小規模な企業様が中心でした。しかし、当社がご紹介する新卒人材の質の高さが評価され、次第に大企業のお客様も増えています。紹介しているのは、ベトナム、インドネシア、マレーシア、ブラジルのトップクラスの理系大学の学生たち。ある有名IT企業で4名採用したところ、プログラミングのスキルが新卒社員のレベルをはるかに超えていたと驚かれました。ビックテックに就職できるレベルの優秀人材であり、採用企業にとって大きな戦力となります。

──そのような優秀な人材を御社が確保できるのはなぜですか?

廣野さん 当社では、外務省のODA(政府開発援助)のプロジェクトを引き継ぐ形で、ITエンジニアを育成するプログラム「xseeds Hub(エクシーズハブ)」を運営しています。先ほど挙げた4カ国のトップクラスの理系大学と連携し、選ばれた優秀な学生に独自カリキュラムでITスキルを教えています。企業が求める即戦力レベルにまで育成するのが特徴です。また、日本語と「日本語でITを習得する授業」を必修化しており、日本語能力試験(JLPT)・N3の取得を卒業条件としています。意欲的にこのプログラムに参加し、日本企業から内定を獲得した学生の多くはN2以上の目指して卒業を目指します。

就職後の定着率は良好。さらに、外国人材と企業の間に深い絆が

──海外のトップクラスの大学であれば、他国でも活躍できると思いますが、それでも日本での就職にこだわる学生は多いですか?

廣野さん 日本で働きたいという学生は本当に多いです。幼い頃からアニメやマンガ、ゲームなどを通して日本文化に親しみ、独学で日本語を学んだ人もいます。その後に、日本がIT分野でも高い技術を持つ国だと知り「この環境で働きたい」と思うようになるようです。また、ブラジルは日系人も多く、自分のルーツの国で働きたいという動機もあります。電車の正確さといった優れた社会インフラや、飲食店でのホスピタリティなど、日本社会の丁寧さにも魅力を感じているようです。

野添さん 現地では、学生と企業が直接会う選考会を開催しています。その場で「ぜひ来てほしい」と握手を交わすと、学生の皆さんも感激して「この会社で頑張ろう」と決意する姿をよく見ます。xseeds Hubの卒業生と企業様の絆はとても深く、コロナ禍で帰国を余儀なくされた社員と、業務委託というかたちで契約を続けた例も。中には、社員の母国に現地支社を設立した企業もあり、強い信頼関係が築かれています。
──とても素晴らしい関係性ですね。やはり、就職後の定着率も良好ですか?

廣野さん 定着率は非常に高いです。xseeds Hubの卒業生の1年以内の離職率は1.5%、3年以内でも10%弱といった数値になっています。5年以上になると、プロジェクトマネージャーや、グループ会社のCTOを務める人もおり、日本人社員と同水準の定着率を示しています。

──御社でも独自に定着支援を行っていますか?

廣野さん はい。外国人材の将来の不安や日本語へのプレッシャーを軽減するため、受け入れ企業向けにさまざまなオンボーディング支援サービスを実施しています。例えば、ベトナム(国/人)理解促進講座では、学生たちがいくら即戦力に近い実力を持っていても、日本の現場ならではの独自のルールに馴染めない部分もあるので、そういったところを周りがどうサポートするか、というのをお伝えしています。他に、私たちが企業様の代わりに母国語で1on1を行う、メンタルケアサービスもあります。また、日本語力を継続的に高められるよう、xseeds Hubで指導していた先生方を各企業へオンライン派遣することもあります。入国・入社に関する手続き、生活支援などはGTN Assistantsにお願いし、それ以外のサポートは当社でもいろいろ展開しています。

野添さん 私もかつて日本語教師だったから分かるのですが、教室で学ぶ日本語と、仕事現場で使う日本語は大きく異なります。当社の研修教師は、企業対応の経験も豊富でビジネスに即した実践的な指導ができます。ジェスチャーといった非言語コミュニケーションも教えることができるのが強みです。

外国人材の採用は、組織を変える起爆剤になる

── xseeds Hubの学生の皆さんが希望する就業先に関して、地域や企業規模など何か目立った傾向はありますか?

廣野さん 勤務地に関しては特に偏った希望はないですね。学生からすると、首都圏も地方もまるっと「日本」なんです。ただ、IT企業の多くが東京や大阪に集中しているので、結果的に大都市圏での就職が多くなります。一方で、地方ではまだ外国人材の採用に慎重な企業様も多く、当社のような人材紹介サービスがあることも、GTN Assistantsのような生活支援サービスがあることも知らない方も少なくありません。情報格差によって採用が難しいと思い込まれているケースもあります。ただ、実際に地方企業の方とお話しすると、優秀な人材を採りたいというニーズは確実にあります。サービスをご説明すると、皆さん強く興味を持ってくださるので、まだ十分に知られていないことにもどかしさを感じています。

野添さん 現状、xseeds Hubの学生が日本で就職できる割合は100%ではありません。彼らの希望に対して受け入れ企業が足りていないのが課題です。地方の企業様にも、もっと外国人材の採用に前向きになっていただけるよう、広報活動をしなければならないと痛感しています。先ほどの話に戻りますが、学生たちは勤務地にこだわりがないケースがほとんどです。また日本企業として知っているのは自動車メーカーや家電メーカーくらい。最終的な応募の決め手になるのは、求人内容や入社後にどんなキャリアが築けそうかや、会社案内にこめられた企業の思いなんです。

──人手不足の解消や優秀な人材の確保以外に、外国人材を採用するメリットはありますか?

廣野さん 外国人材は技術力が高く、チームに良い刺激を与えてくれます。一緒に働く日本人社員も刺激を受けて、前向きな姿勢が生まれ、チーム全体が活性化します。一方で、外国人材は日本人ほど報連相が得意ではない面もありますが、そこを日本人社員がサポートすることで、互いに信頼関係が深まっていきます。そうした相互作用が組織全体の意識を変え、成長の起爆剤になっていると感じます。
野添さん 最近の日本の優秀な大学生は、特にダイバーシティー&インクルージョンに関心が高く、多様性のある職場で働きたいと考える人が増えているように思います。そのため、外国人材を積極的採用することで企業の姿勢もアピールでき、その結果として日本の優秀な人材からのエントリーも増えたという話を伺っています。

──今後、GTNとはどのように連携を取っていきたいですか?

廣野さん GTN Assistantsのおかげで、これまで採用に踏み切れなかった企業も、新たに受け入れるようになりました。その結果として、優秀な外国人材が活躍し、企業の成長にも繋がっています。この流れが日本社会を変え、世界に通用するプロダクトや人材が生みだす原動力になると思います。今後もGTNさんと一緒に、世界中の優秀な人材が日本で活躍できる環境を作っていきたいです。

野添さん 当社とGTNさんがもっと深くタッグを組めば、違った局面が見えてくるかもしれないですね!ぜひ一度、海外の選考会にいらっしゃいませんか?そこでGTNさんのブースを出展してもらえたら、現地の学生にもGTNさんのサポートをもっと知ってもらえると思うんです。

Sun Asterisk様は、日本・ASEAN諸国を中心に年間約2,000名のIT人材を育成。独自カリキュラムを通じて、世界中に“価値創造のインフラ”を広げています。

── 外国人材の活躍は、単なる人手不足の解消ではなく、組織や社会に新たな視点と活力をもたらしてくれる。お話を通じて、日本の未来をともに築くパートナーとしての可能性を、あらためて感じることができました。本日は、ありがとうございました!

外国人従業員の定着や生活支援を強化したい方は、『GTN Assistants』をぜひチェックしてみてください。

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